過去のニュースを拝見していて、透かしの入った画像を無断使用してしまった事例を発見しました。
私の知人にも、検索サイトで「フリー素材」と入力して出てきた透かし入りのイラストを、そのまま使おうとした方がおいででした。
私が見つけたときの話し合いでは、ちょっと面倒そうにしていらしたのですが、こうしたニュースの話を聞いてから「あれは大事なことだったんだね」とお話ししてくださいました。実は身近な問題なのかもしれません。
「たとえ悪意がなくても、知らなかったことによって問題になってしまう」事例を確認したところで、改めて今日のお話です。

「透かし」が入っている画像を、素材として使用することはできません。
透かしを隠したり、削ったりといった、何らかの方法で見えないようにしても同様です。
一般に「透かし」入りの画像は、画像配布サイト等において、見本であることを表しています。
つまり透かしが入っている画像は「これは見本であり、これ自体を素材として自由に公開するような使用方法を許可していません」「この画像の利用権、ライセンスなどはまだ入手されていない状態です」と言っているのと同じです。
透かし入りの画像は一般に、画像を選択するための見本、試作段階でデザインやレイアウト等を確認する等の「正式利用の前の確認」として使用することを許可されているものです。一般公開する形で、素材として使用することはできません。
冒頭に記したとおり、たとえ悪意がなくても、知らなかったことによって問題を引き起こしてしまう事例はございます。
思わぬことで不利益を被ることのないよう、ご承知おきいただけますと幸いです。
それでは、2025年も、よいものづくりを。
■事故防止のために:
・お客さまからお預かりした素材のなかに、万が一、こうした「透かし」入りの画像が紛れていた場合は、お問い合わせの上、次のことを確認させていただきます。
・透かし入りの画像は使用できないこと
・今度どのように対応するかのご相談
(透かしのない正規の素材の持ち込み、幣ラボで新しい素材を一から作成する、など)
・幣ラボでの、新しい素材の一からの作成をご希望の場合、著作権保護の観点から、ご提案の「透かし」入りの素材とまったく同じものは作成できないこと
・「フリー素材」を検索して出てきた画像、文章、動画、音声、そのほかあらゆる素材は「どんな目的で自由に使ってもよい」という意味ではありません。
・無料の素材であっても、著作権が放棄されているという意味ではありません。
・多くの場合、素材の利用にあたってはルール(利用規約)が設けられており、内容は配布サイトによって異なります。
素材のご利用にあたっては、素材を配布しているWebサイトにて、利用規約をよくご確認の上、各Webサイトの指定の方法で素材を入手、使用してくださいますよう、お願いいたします。